風と建築
今日は爆弾低気圧なるものの影響で台風並の暴風雨に見舞われました。先ほど車を運転していると、ビル風にあおられ車が転倒するんじゃないかと思う程の強風に驚いていました。
最近ではマンションの建設が盛んで、あちこちに高層のマンションを見かけます。街の風通しは、建物の影響を大きく受けます。適度な風通しを生むものなら、夏の涼をもたらし、室内の通風量を増やすといった良い影響がありますが、強風を生むものなら、歩行者などに危険をもたらすものとなってしまいます。そこで建物を設計する際には、建物の形状によりビル風を緩和したり、周辺環境を考慮した配置計画を行ったり、庇・フェンス・植栽等により風への障害物を配置するなど様々な工夫が必要になってきます。
「ビル風」とかけて「暴走族」と解きます。
その心はどちらもあおってくるでしょう。
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